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2006.06.26.Mon / 00:02
何故だろう…。
付き合う前や、Yとの関係にもっと制約があったときの方が、私は今よりYの気持ちを考えてあげられる余裕があった。 胸が締め付けられるような、痛みやせつなさは形を変えながら、常に私の心に存在していたはずなのに、 Yとの関係が不安定のころの方が、自分よりも相手の気持ちを大切にしてあげられていた。 Yにとって、どうしてあげることが一番いいのかもちゃんと分かっていたし、耐えるべきところは耐えることができていた。 それで、Yが喜んでくれれば私も嬉しかったし、私はYに私をもっと必要としてほしい一身だったんだと思う。 別に見返りが欲しかったわけでもないし、ただただYの幸せを願う…それだけだった。 なのに私は欲張りになった。 徐々になのかもしれないし、制約がなくなったからなのかもしれない。 不確かなものに手が届いて、もっと安心すればいいのに、いまだに心が休まらない。 本当は、頭でちゃんと分かってる。 理解を示してあげることが、Yにとって何よりのことなのだということ。 悩んでるときこそ黙って見守ることが大切なんだってこと。 どこまでも信じて、味方でいてあげるべきだってこと。 私のわがままがYの一歩を挫かせること。 なのに私は最低で、分かっていながらYを悩ませてばかり。 そんな私にYは 「Mは本当の愛を教えてくれた、俺にとって一番の女だ。」 と言ってくれる。 私を一番だというYの言葉を、何度聞いても疑ってしまうのは、私自身が自分を認めていないところにもある。 このままじゃ、いつかYに愛想を尽かされてしまう… だったら、頭で分かっていることを実行すればいいじゃない? 何度もそう思って試みてはいるのだけれど、ふとした瞬間同じ過ちを繰り返してる。 気がつくと、自分、自分、自分。 Yの喜びが私の喜びにもつながっていたのに、今は自分の気持ちの方が先に来ている。 Yに言われてしまいました。 「最近、随分年をとったように感じるよ。」 そのときは、それがどうしてなのかも分からずただ、 「気持ちの持ちようだよ。同じくらいの年代の人にも若く見える人はいるし…。」 と言ったのですが、 「肉体的にはその人たちだって同じだよ。体外的に若く見えるように努力しているだけなんだよ。 それにそういう人の中に、俺と同じような生活をしている人はいないと思う。」 同じような生活って? 「まず、こんなに夜遅くまでは起きてない。 俺はどんなに遅くても、次の日に必ず朝早く起きて、子どもを学校に送り出さなくちゃならない。」 私たちは、毎晩電話でコミュニケーションをとっているのですが、私のわがままでいつも長引かせてしまうのです。 メールで我慢しようとしたときもあったのですが、どうしても返信を期待してしまうのです。 そして、どんなに長く話しても、満たされない…寂しさを感じてしまいます。 最後にYは言いました。 「こんなままじゃ、近くなるものも遠くなるよ。Mは俺にとってすごく影響があるんだから… でも、これは俺がどうこういってどうにかなることじゃない。自分で答えを見つけ出さなきゃならない。」 頭では分かっているだけに、素直にそうできない自分が悔しいです。 Yに甘えて、わがままになりすぎている… M… ←プチッと愛して ←ポチッと愛して ユニークアクセス
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